2007年7月3日火曜日

母の移動・・札幌から川崎までの長い道のりPART1

受け入れてくれる病院が決まりいざ移動となります。
食道癌も含め、末期癌患者は大抵は体力がほとんどなく、自分で歩行することは困難です。またいろいろと管がつながっているため、車椅子で座ることも困難な場合が多いです。

まずは札幌鉄道病院から札幌千歳空港までの移動と、羽田空港から川崎市立井田病院までの移動を考えなくてはいけません。

普通は入院先の病院で訪ねると「介護タクシー」「福祉タクシー」会社さんを紹介してくれます。「介護タクシー」とは寝台付きの大型タクシーで、寝たままの状態で移動する交通手段です。

いろいろな車種はありますが、電動エレベーター付きで車いすの状態から乗り換えをせずに、社内に乗れるタイプやベッドを固定して運ぶタイプもあります。

札幌千歳空港までは、「ホクシン交通」さんに依頼しました。

http://park16.wakwak.com/~wagamama/tx.htm

札幌鉄道病院から札幌南インターチェンジ経由で、千歳空港まで約1時間です。

さて問題なのは羽田空港から川崎市立井田病院までです。「福祉タクシー」「介護タクシー」で検索して、最初に電話した会社は「空きがありません。」とけんもほろろに断られました。


次に電話したのが「介護タクシー協会」さんです。
非常に丁寧で、状況を確認してくれた後、何度も電話をしてタクシーを探してくれました。困った時は「介護タクシー協会」さんに相談するのがお勧めです。
http://www.kaigo-taxi.com/

「介護タクシー協会」さんが探してくれた会社が「ケアランナーアミー」さんです。

http://homepage2.nifty.com/ammy/index.html

こちらの「介護タクシー」さんも大変親切で、良心的です。何度も空港とのコンタクトもしていただき、普通は人件費なども上乗せで請求する、と聞いていましたが、タクシー運賃と有料道路料金しかご請求されませんでした。また病院の入院棟のベッドまで付き添っていただき、何から何まで面倒を見てくれました。

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