2007年7月10日火曜日

親戚のお見舞い

川崎に移動してから1週間ほど経ち、妻の実家の父母と姉夫婦が見舞にきてくれました。義理の父母は東戸塚に住んでいますので、横浜新道から第三京浜を経由して約40分ほどの距離です。姉夫婦は横浜の山下公園のすぐ近くに住んでいます。1歳半の息子さんも連れて来られました。

母の昔のアルバムを見て、若かりし日の・・まだ美しかった頃の写真を見て感嘆の声をあげていました。1歳半の甥っ子は、病院が初めてのようで、とても珍しい様子でそこらじゅうを眺めていました。母の顔がほころんでいたのが印象に残っています。やはり子供のパワーは凄いなと思います。早く孫の顔を見せてあげられれば良かった、と後悔しています。

母は昔からとても気の遣う人で、妻の実家の見舞が来ることを前日に告げると「見舞いに来ないでほしい」と呟きました。なぜ、と尋ねると、「こんな変わり果てた姿を見せたくないから」と力なく答えました。人一倍誇りの高い母らしい一言です。

しばらくして義理の父母・姉夫婦がお暇した後、妻が母の背中をさすっていました。とても気持ちが良さそうです。自分は中学校の物心がついた時代から、母に触れていない気がします。当時は母と手をつないだりするのが恥ずかしかったのです。
看護師さんが背中をさすっている妻の様子を見ながら、母にこう言いました。「温かい手でさすってもらうと、機械よりも断然 良いですよね。」
人の温もりの素晴らしさをしみじみと感じた一日でした。

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