2007年7月4日水曜日

母の移動・・航空便 JALさんの対応

札幌から川崎への母にとっては長い道のり。

最大の難関が航空機です。まず寝台(ベッド・ステッチャー)を入れて移動するには手続きも面倒ですし、9席ほど確保しなければなりません。金銭的な問題もありますし、実際9席を取るのは至難の業です。1か月先の予約では、体力も弱り、移動することすら不可能になるかもしれません。

自分はJALさんを使っていますので、JALさんに電話してみました。

JALさんのプライオリティ・ゲスト・サポートというのがありますので、そちらに話を聞くと、まずは医師の診断書と家族の同意書が必要だとのこと。




移動の内容は、介護タクシーで千歳空港の出発窓口まで行き、そこから車いすに乗り換えて、機内に乗せます。その後、また車い椅子に乗せて、空港の到着出口まで移動して、介護タクシーという段取りです。

同意書は自分で書くのですが、「診断書」は担当医師が記入します。

ここで確認すべきは、機内への持ち込み物です。先ほどのステッチャーが必要なのか?酸素ボンベは?点滴をしなければならないのか?という項目と、病名は必須です。伝染性の病気ですと不可能です。

「診断書」を書いてもらったら、一度JALさんのプライオリティ・ゲスト・サポートにFAXをしてチェックしてもらいます。問題がなければ、その診断書原本と同意書を持って、空港のJALさんの窓口に当日渡します。



JALさんの対応はまさしく完璧でした。やはり有名企業は違うな、と感じました。一番関心したのは、プライオリティ・ゲスト・サポートの情報が、隅済みまで連絡されていることです。カウンターに私が行った時点で、もうわかっているようでした。

また、JALさんの用意してくれた車いすは、非常に機動性にすぐれ、リクライニングもでき、狭い機内でもスムーズに移動ができるタイプでした。優先搭乗で先に席に落ち着き、各客室乗務員さん全員が母を気にかけてくれました。

さすがです。


到着後も、同じタイプの車椅子が用意されており、最短距離で到着出口に向かうことができました。約1時間30分の搭乗時間でしたが、なんとか無事に着くことができ、ひと安心です。

0 件のコメント: