
SUIKOは無類の動物好きであったことと、当時、実の母が亡くなり、本来は大学に入学したかったのですが断念したそうです。

また、彼女は旧制女学校時代から登山部に入っておりました。
山岳の自然の中で、木々の生い茂る森の中の花や虫、小動物たちと触れ合うことが好きだったからです。
また1943年(SUIKOは10歳)の時に、昭和新山が誕生しました。1945年の秋まで、活発な登山活動によって隆起してできた山ですが、その山にも登山部時代には登っております。

当時、女性で登山部も珍しく、個性的で活発な女性であったことが想像されます。
母SUIKOは当時、好きな男性ができた、と聞いています。やはり登山家で、学者肌の誠実な人だと聞いています。彼女はこの男性に求婚されました。
ところが、彼は事故で帰らぬ人になってしまいました。
彼女がキリスト教(プロテスタント)に改宗するのもこの頃です。
もちろん、母SUIKOがこの男性と結婚していれば、今の著者である私は存在しなかったのですが、まるでドラマのヒロインのようだ、と思いました。
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